馬と町中華と私

狙いの勝負馬(自信度★★★~★)を発表していきます。たまに町中華も

2021年 有馬記念考察

 

 

今年は明らかな2強対決。

 

 

クロノの有終の美も、エフフォーリアが引導を渡すのも、もちろんどちらも競馬の醍醐味。

 

それ以外の馬は着内はあったとしても頭は・・・ってところ。

 

 

クロノは舞台設定が合うのは説明もいらないけど、凱旋門のダメージがどれほどあるか。

ただ、季節は違えどドバイ後にしっかり宝塚を圧勝してる過去は陣営側にとっても心強くて、ある程度調整しやすい。

 

 

エアフォーリアはいつも何かと不安要素を挙げるけど、全て難なくこなしてしまう万能タイプ。

ただ今回はちょっととはいえ初めての長い距離に加えて、中山の非根幹距離。

個人的には東京の瞬発力勝負の方が向いてる気がするのよね。

皐月は確かに強かったけど他馬との能力差とインベタがもろにハマった印象はあった。

まあインベタが容易にできてその展開をモノにできるのも大きな実力なんだけどね。

武史ももちろん他の誰もが評価してるのは分かるけど、頭じゃなくて2.3着で狙いたい。逆に脚は確実にあるんだし。

 

外すとしたらブエナパターンのクロノの着外は少し考えられる。

が、メンバーレベルから見るとその可能性はかなり低そうな気がする。

 

 

 

 

能力差を上回る適性がモノをいうのがグランプリの宝塚と有馬であって、まあ皐月を勝ってる馬ももちろん勝ってはいるけど、展開の助けが多少は必要かなと。

ヴィクトワールピサも1枠からインベタだったしね。

 

近年だとリスグラ、ゴールドシップ、オルフェ・・・。

こいつらは能力が抜けてる気もするけど、近年の好走まで広げるとサラキア、マリアライトクイーンズリング・・・。

 

 

何が共通点かって宝塚かエリ女を買ってること。

サラキアも結果的にラッキーとラヴズに挟まれてもう実質G1馬でしょ。

 

 

まあここまで書けば言いたいことは分かるだろうけど、今回の台風の目はアカイイト

 

おそらく前走はフロック視されるし、幸ってのも人気が出ない要因だろうと。

東芝長距離での実績がパッと思いつかないあたりがネックだけど、やることは前走と同じだし、ピンク帽から着差をつけた勝ち方は思ってる以上に重視しなきゃいけない。

パンサラッサがいるからおそらくペースもエリ女と同じ感じになると思う。

 

 

2強がそのまま1.2着でも3着は内で粘ってるってよりも外から突っ込んでくる馬だろうし、エフフォーリアが先に抜け出したところをクロノが追いかけるところを想定しても、アカイイトはどちらも出番がある。

 

 

 

スローにならなければ終い35秒台の決着。

今回はパンサラッサがハイペース逃げ確実だし、離れた2番手もタイトルホルダーががっちり確保しそう。

それをキセキが追走できるか、もしくは捲っていくかで、どちらにせよ突っつくような存在になり得る。

シャドウディーヴァも下手したら前付けるしね。

 

 

パンサラッサは確実に沈む。

ここ2戦は確かに強かったけど、これをそのまま有馬の舞台ではできない。

タイトルホルダーも同様で、前走の全馬距離不安があって突っつかない、プレッシャーかけにいけないの条件が揃っての圧勝で、古馬G1では同じ戦法は通用しない。

ただ離れた2番手をすんなり運んで、序盤スローからのロンスパになれば3着はあるかも。

 

ただどの展開になってもやっぱりエフフォーリアは前々に付けれるし、クロノは前にも付けれて中団でも後方からまくるのも全部できるし、やっぱり他の前にいる馬は基本一掃されそう。

 

 

 

穴馬筆頭はアカイイトだけど、他を考えた場合、間違いなく牝馬もしくは3歳の55kg組。

57kgの古豪は絶対に来れない。

 

例外としてはディープボンドが好調時に戻っていればってとこだけど、普通の凱旋門ならまだしも極悪馬場を最下位で完走したダメージは正直残ってるはず。

それを覆すならG1を圧勝や複数勝ってるような地力が必要。過去を見てもそれは間違いないと思う。

 

 

ウインキートスは条件が合ってはいるけどさすがに敷居が高すぎる。馬も鞍上も。

メロディーレーンはさすがに能力的に厳しい。

残るはアサマ、シャドウ、ステラ。

おそらくみんな後ろから行くだろうし、漁夫の利で3着は大いにありえる。

 

でもその中でもやっぱりアカイイトだよなあ。

 

 

後ろの展開になれば クロノ-アカイイト-エフフォーリア

前が少し楽な展開になれば エフフォーリア-クロノ-アカイイト

 

 

 

まー結局枠順出るまで分からん。