枠が出てないし暫定の印。
リバティアイランドは抜き。
◎シンリョクカ
○ハーパー
▲ラヴェル
リバティアイランド川田。
終わってみれば楽勝で幕を閉じる可能性が高い。
だけどすごく2014オークスのハープスターの時と構図が似てるよね。
新潟2歳でとんでもないところから32秒台の脚でイスラボニータらを一蹴して、JFでは負けて強しのハナ差2着。
そこから1倍前半で桜花賞を殿一気で勝って、オークスでもぶっちぎりの人気。
結果は中段で運んだハーツ産駒のヌーヴォレコルトに届かずの2着。
最後方から32秒台の脚で差し切れるのはマイルだからできたことであって、それが2000m程度ならまだしも2400mで持続することはまあ滅多にない。
この間のヴィクトリアマイルのスターズオンアースが本当にいい例。
ハープスターも同じ。
最近だと脚質的に後ろから行くタイプで勝ち切ったのはアーモンドアイやデアリングタクトあたり。
ユーバーレーベンやミッキークイーンも後ろから上がり最速だけど、キレッキレっていうタイプじゃないしね。
リバティアイランドはアーモンドアイやデアリングタクトのように怪物候補だとは思うけど、それよりも高い壁として川田×中内田コンビの壁があると思う。
どうしてもマイルから中距離までの馬になる傾向があるし、まあオークスだから問題ないけど1戦1戦の消耗が激しい早熟タイプになってしまう。
何が言いたいかって2400mならスローにならないと苦しいかもしれないってこと。
でもドスローまでいっちゃうと川田だし道中動くタイプでもないしで届かない可能性すらある。
逆にスローなら大圧勝まで。
でも何となくスローにならないと思うの。
こういう断然一強の場合は若手やら一発狙った大穴が前を引っ張るはず。
あとひとつ気になるのはドゥラメンテ。
阪神の大舞台の成績がずば抜けて良くて、まあタイトルホルダーなり、スターズオンアースなり、リバティアイランドなり。
阪神の成績が他の馬場と比較するとかなり良い印象(確かデータもあったと思うけど)だし、東京となると上がることはないかもしれない。
でもスターズオンアースのオークスやらシャンパンカラーのNHKマイルもあるからね。
シンリョクカは新馬見てJFでも本命にするか迷った一頭。
馬場やペース、時期の差もあるけど、新馬戦の上がりはかなり秀逸なレベル。
重賞やG1常連どころか重賞を1勝もしてない関東厩舎で、新馬からぶっつけ初輸送のJFでリーディング最下位クラスの騎手でしっかり2着って冷静にすごいよ。
桜花賞は出走ボーダーで本気で調整しきれなかったろうし、もちろん関東に替わるオークスを狙ってるのは間違いない。
血統的にも魅力十分で、サトノダイヤモンドは現役のイメージから長距離でこそのタイプだと思うし、キタサンとドゥラメンテの牙城を崩してほしいね。
でも本当はハーパー本命じゃなきゃいけないってことは頭では分かってる。
一流血統に一流騎手に一流厩舎。
伝統あるクラシックってのはこういう馬が来るのよ。
これもキレッキレのタイプじゃなくて、中段前目から長く良い脚を使うタイプで、オークス馬券内向きの馬。
ペースにもよるけど最後方や逃げ馬には厳しい形になることが多くて、安定した脚質の恩恵を多く受けられる。
新馬戦の4コーナーの膨らみやクイーンCはうまく走り切れてないし、伸び代は十分。
ハーツの左回り2400mで大物喰いまであるよ。
最後にラヴェル。
ここ2走はともに苦しいピンク帽からの出遅れや不利とゴール待たずと諦めるような内容。
ただ事実リバティアイランドに勝ったのはこの馬だけだし、キタサンの上がり33秒台はかなりの素質があるのはデータからも分かるし、個人的にはかなり好きなタイプ。
東京替わりは間違いなくいいし、こういうときはダークホース坂井×矢作の真骨頂でしょ。
まあ内枠に入ってほしい。外なら消す。
コナコーストは一戦多い。
長期休養明けで厳しいけどエルフィンで勝ってれば良かったし、桜花賞は馬場の恩恵がある程度あったのは間違いないし、クラシックを2戦連続で好走するレベルには無いと思う。
ペリファーニアはエフフォーリアの下ってだけで騒がれてると思ってたけど、意外に強かった。
ただ喉なりの不安から距離延長は大きくマイナス。
モーリスだし秋以降にまた期待。